USでの仕事や生活で耳にした英語フレーズのメモです。対訳を暗記するのではなく、シチュエーションを映像的にイメージして、発言する人の気持ちを心で感じながら何度が声を出して練習しておくと、伝えたい気持ちと音と筋肉がリンクするようになり、同じ状況が目の前で再現した時に自然と口から出て来るようになります。子どもだって、素直に試したり間違えたり真似したりしながら言葉を覚えてるんですよね。

Any thoughts or questions?
ご意見、ご質問は?

プレゼンの最後に。準備不足でゆるい発表になってしまったり、内容は役に立ったのか若干不安な時に使えます。 変な点や、もっと良いアイデアがあったらぜひ教えて、という感じです。
自信タップリの場合は「So, do you have any questions?」「What questions do you have?」などと言うと、「で、何か質問ある?よく理解できない点があったら教えてあげるよ。」と微妙に変化します。

Good question.
良い質問ですね。

鋭い質問が来て、即答できない、または良い回答をする自信がない時に。
「質問が鋭すぎてうまく答えられるか分からないけど」と言い訳をして期待値を下げつつ、時間を稼ぐことができます。日本語でも同じように使いますね。

That will do.
それで何とかなる。

動詞のみでズバッと言い切るとシンプルでかっこよくなります。
主語のThatは観察対象で、「それは、それがすべきことを成し遂げる。」という表現です。「これだと短すぎる?」に対して「That’ll do.」とか、ちょっと試した後に「Ok, that will do.」(うん、これならokだ!)などと。

I thought I didn’t qualify.
資格がないと思った。

「qualify」はI am not qualified.などと受動態で使うものだと思っていましたが、自動詞としても使えるんですね。「もうエントリーした?」に対して「No, I don’t qualify.」(参加条件に合わなかった)とか、「なぜ参加していないの?やればいいのに。」に対して「I thought I didn’t qualify.」(ムリかと思った)など。仕事でもプライベートでも使えます。

I wouldn’t do that.
それはやめた方がいいよ。

「自分ならそうしないよ」「オレだったらそんなことしないけどな」「余計なお世話かもしれないけど、それはやめたほうが良いと思うよ」という婉曲表現です。「You shouldn’t do that.」だとストレートすぎて、「やめなさい」「やめてよ」になります。英語だと遠慮しないでストレートに言えるので楽、という人は空気を読めていない外人だからです。英語でも微妙にバリエーションがあり、使い分けています。

… a tad …
ちょっと

a bitと同じで「少し」という意味です。
… is a tad bit spicy.などと、bitと合わせて使う場合もありますが、「同じ意味なので冗長だ」という反対派もいます。

Every bit of it.
全部ね。

似ているのでこれも紹介。一つ残らず全て、という表現です。
おいしい食べ物があって「I ate up every bit of it.」(一つ残らず食べ尽したよ)とか、週末は山に行ってきた。「I enjoyed every bit of it.」(すごい楽しんできたよ)など。好きだとか、楽しんだとか、ポジティブに表現する時に使います。

The show was phenomenon.
あのショーはすごかった。

日本人の口からはあまり出てこない単語ですね。
phenomenonは(科学的な)現象、という意味の名詞で、素晴らしい体験をした時に使えます。ちょっとした現象だ、と表現者の興奮が伝わってきます。直接体験したイベントに対して使うので、テレビや映画などの間接体験に対しては使いません。

I’ll jump out of the window.
(そんなことするなら) 死んだ方がマシ

映画で良く、窓を突き破って逃走したり落下したりするシーンがありますが、窓といえば破るもの、という連想が定着しているのかも?

That’s gross.
キモイ

国内総生産のGDPは「Gross Domestic Product」。
「Gross」は「全体の」「控除前の」「大きな」「太った」という意味から派生して、「キモイ」「不快な」という意味のスラングになったようです。若い女性がよく言います。