TOEICスコアと給与の関係を解析してみた

2011年01月05日 11:30

普通に日本で産まれ、育った日本人ですが、あまり勉強していないのにTOEICが985点になりました。

  • 上達の成功要因は何か?
  • 勉強環境のどちらが重要なのか?
  • 英語ができると収入は増えるのか?

データドリブンで考察してみました。

TOEICスコアと勤務先と収入の関係

図:TOEICスコアと勤務先と収入の関係:

勉強が必要なのは最初だけ

新卒で入社した会社は国内大手企業で、業務で英語を使う機会は皆無でした。英語のサイトで毎日情報収集し、家ではCNNを見ることで、知っている単語を増やしました。

この結果、3年でTOEICのスコアが900を超えましたが、会話ができるようになったわけでも実務ができるようになったわけでもありません。受験勉強の延長であり、実力とTOEICスコアが一致していなかった時期です。

このままではダメだ、という危機感を感じていました。読みとリスニングへの抵抗はなくなったので、「英語の勉強」をやめることにしました。

外資に入るとスコアが上がる

28歳の時に外資SIPS企業へ転職。米国人の上司や同僚と一緒に話したり聞いたり読んだり書いたりするうちに、実用的なフレーズや本当の発音、イントネーション、タイミング、ジョークなどを覚えていきました。

独学時代にリスニングを鍛えておいたので、ほぼ全部聞き取れます。そのため、「こういう時はこう言えばいいんだ」という高次元の気付きが毎日ありました。分からない単語を聞いても、前後のコンテクストで推測できます。次にその単語を聞いた時に、推測が確信に変わります。「こういう意味かな?」「やっぱり」「違ったみたい」とあれこれ考えた単語やフレーズは記憶に残り、自分のものになるものです。

外資ベンチャー3社にいた期間は、TOEICを受けていませんが、自分の英語力が上達していることを自覚できました。

スコアが上がると年収が上がる

因果関係はさておき、相関関係はありました。
スコアが上がるほど英語が上達すると、外資に転職できるようになるので、結果的に収入がUPしました。
ただし、日本撤退や経営方針変更などで安定しません。会社都合で途中に収入が下がることもありました。現在も将来も常に結果を出せるよう、毎日が背水の陣になります。私はその緊張感を楽しんでいますが、のんびりしたい人にはオススメしません。

ボーナスがもらえるタイミングも要注意です。入社後の数ヶ月はもらえず、初年度は想定年収に達しないことがあります。

出張するとスコアが上がる

これは確実で、数字に明確に現れています。図の中に飛行機アイコンを入れておきました。2005年から毎年1~2回、US出張を経験していますが、帰国直後にTOEICを受講するとスコアが必ずUPしました。特にEMC WorldやOmniture Summitのようなカンファレンスだと、自分が詳しい狭いテーマでたくさん聞いたり、話すことができるので、実務で使えるフレーズをたくさん仕入れられます。

というわけで、2011年2月から再び外資に身を置きます。今度は、日本語と同じレベルで英語を使えるだけでなく、世界のどこでも普通に仕事ができ、かつ他の人よりも高い価値を提供できるようになることをゴールにしようと思っています。

次回は、英語に浸れる環境を作った後に、更に英語上達につなげるためのコツについて紹介します。

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