メジャー化が始まったアクセス解析のタグ管理システム

2011年06月07日 00:05

ターゲティングの次にホットなデータマネジメントプラットフォーム~Demdex買収の意図と目的』で紹介したタグ管理システム(TMS)は、各種マーケティングツールの実装を楽にできる要注目のソリューションです。5月末には、Adobeからも新製品「Tag Manager」が発表されました。

タグ管理システムは数年前にすでに登場していたのですが、当時は「なるほど」とスルーしていました。その後、Google Analyticsの非同期タグが一般化したり、FacebookやTwitterなどサイトに貼るタグが増えてきたため、ニーズが徐々に高まってきました。

TMSが解決できる課題は、

  • HTMLが計測タグだらけ
  • 同じ値を何度も微妙に異なる方法でセットするのが無駄
  • JavaScriptのロードや処理中に後続の画像やJSをブロックする(onloadが遅延するため、特に動画やAjax的な処理が遅くなる)

すでに有料サービスがいくつかあります。全て新興のベンチャー企業です。

こういったソリューションが提供する機能を並べてみると、ほとんど違いがありません。そんな中、後発のAdobe Tag Managerは、すでにサイトに埋め込んであるSiteCatalyst用のタグをそのまま流用して導入ができる(s_code.jsの中身を入れ替える)、という点で差別化するようです。

買収によるメジャー化で浮上してきたニッチなサービスですが、便利なことは確実なので、数年後には必須のソリューションとして普及しているかもしれません。

参考

2011-08-22追記

簡易版を作って公開しました。

ダウンロードはこちら:解析などの各種タグを一元管理できるJSライブラリ「ulTracker」

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