US滞在中のこと。iPadに見慣れないアプリが勝手にインストールされていることに気がつきました。

自動インストールされたアプリ

「えっ、話題のiTunesアカウントハック?」とアセったのですが、「こんなかわいい無料アプリをワルイ人は入れないだろう」と考え直し、思い出しました。

最近のiOSはアプリがデバイス間で同期されるので、日本にいる子どもがインストールしたアプリがUSにいるパパのiPadに自動インストールされたのです。

iOSの自動インストール設定

起動してみたところ、ドラゴンを育てるゲームでした。

子どもにもう数ヶ月も会っていなかったのですが、相変わらず集めたり育てたりするのが好きなようです。

参考 : 5歳のディレクトリ構造化手法

子どもが育てているであろうドラゴンに追いつくよう、パパも急ピッチで育て始めました。

ふと気づくと、右下にフレンドアイコンが。クリックすると、子どものアカウントが表示されました。

Dragon Valeのソーシャル機能

フレンドに毎日ひとづつ、アイテムをプレゼントできるようです。

「これで子どもにプレゼントすると、なんでこのゲームしてるって分かったの、って驚くだろうな、フフ。」などと考えつつ早速送ってみたところ、翌日に普通に子どもからお返しが届きました。そう来ますか…。じゃ、もう一度。それからしばらく、お互いに毎日をプレゼントし合う日が続きました。

ところが、レベル15になってから、ピタッとアイテムが届かなくなりました。一方、パパは「今日は届いてるかな?」と毎日ワクワクしながらログインするので、次第にパパだけレベル20に…。チャット機能がないので、同じアプリを起動してくれないとコミュニケーションできないのです。どうやら子どもは、飽きてしまった様子。認めたくないけど、認めるしかありません。

電話してみたところ、最近はPSPのモンハンで遊んでいるとか。パパが池袋と新宿を走り回って入手したPSPとセットだったソフトを、ようやく遊んでみることにしたようです。それならまぁいいか。

子どもは、新しいコミュニケーションに素早く適応しつつ、熱中し、飽きて、振り返ることなく前に進み続けるのですね。

パパも振り返らずに前に進み続けるよ。教えてくれてありがとう。

というわけで、2012年の初Facebookごあいさつはこうなりました:

2012年の宣言

次回は、子どもから届いたアプリ内メールについてです。