「個客とIAとアクセス解析」で伝えたかったこと

2011年02月28日 01:37

当日の様子 on Twitpic2011年2月23日に、初の個人セミナーを開催しました。
楽天の看板が外れたにも関わらず、40名満員御礼のセミナーとなりました。

開催に至った経緯

アクセス解析イニシアチブでのウェブアナリスト養成講座が3日で満員になってしまったので、個人ベースで館田さんと追加開催の企画をしたのですが、同じ内容をリピートすることはしたくないので、構成を入れ替え、実習を省き、新しいコンセプトダイアグラムを追加しました。セミナーもPDCAです。当日の質問や表情、Tweet、感想ブログなどから得られた気付きを反映して改善しています。

やってみて分かったこと

  • 楽天の知名度を借りなくてもみんな集まってくれるし、話すネタはある。
  • コンセプトダイアグラムは役に立つと確証を得た。ただし、もっと明確に定義しないと普及しないかも。
  • クリエイターの価値を高めるための話は価値がある。
  • 単独指標のみの分析や、セグメントやクロス集計を伴わない単純な集計では意味がない、ともっと伝えたい。
  • 講演は具体的な手法やテクニックよりも、考え方や姿勢を伝えて共感を得たり、モチベーションを高める方が向いている。

「開拓のコツ」が実はメイン

特に今回は、最後に持ってきた「開拓のコツ」が一番伝えたいことであり、反響もありました。

yonkero  「同僚の役に立つレポートを」とか、「相談はほどほどに」とか、個人的には目から鱗のお話ばかりで、ちょっと悩んでいたことに対して霧が晴れたような思いでした。 本当にありがとうございました。
sukeru814 「失敗してもクビになるだけ」という言葉に妙に納得してしまった。また是非参加したい。今日は本当にありがとうございました!!
tedanderson 今日はありがとうございました!最後のライフハックまでも自ら実践された内容ですごかったです!
hibukuro 「失敗してもクビになるだけ」。死ぬわけじゃないんだよね^ ^ 既に2011年僕の標語大賞に決定です。
tomotana 清水さんありがとうございます。今後のモチベーションアップにつながります。

最近思うのです。講演は、細かいテクニックや手法を伝えるのには適していない。考え方や生き方を伝えて、インスピレーションを得たり、モチベーションを高めることをゴールにするのが講演らしいのではないか、と。数時間というまとまった時間で集中し、同じ志を持った人たちが集まって場を共有する。スキルや立場、バックグラウンドの多少の違いはあっても、何かを得て帰りたいという思いは共通している。細かい話はブログや記事を見てもらえば良い。

だから、今回はいろいろ工夫した解析手法をマネできるレベルまで具体化し、記事やリンクを紹介しつつ、「なぜそれを考えて実践してきたのか」というコンテクストを明確にしました。その後に自己紹介を入れることで、そもそもなぜ今アクセス解析をしているのか、というキャリアパスを俯瞰して提示し、最後に「開拓に必要な覚悟と工夫」について話しました。

スグにマネできるようなことに大きな価値はないのです。先行者としての特権を短い間享受できるだけ。そもそも、どう考えて行動すれば自分の価値を高められるのか?企業ではなく個人を応援したいと思っています。「楽天での全社導入」という実績が認知された今、自分だからこそ言えることがある。経験と実績に裏打ちされているので、非常識なことでも説得力を持たせられる。頑張れば何とかなるという話ではなく、どう工夫すれば良いのか?力を抜いて割り切り、「これで良いんだ」「自分にできることはたくさんある」「できることをやってみよう」と思えるようになってほしい。そういう想いを静かに熱く語りました。

今後の予定

最初に告知していたATNDが、ページを開いて見に行かないと更新情報が分からないシステムだったので、いつの間にか終わっていた、という悲劇が...。追加開催の要望は@mak00sへのリプライ、またはFacebookページへのコメントでお寄せください。10名ちょっとでも開催できるかもしれません(場所の確保がカギ)。また、今回間に合わなかった某ポータルサイトのコンセプトダイアグラムも披露したいと思っています。

今回は、「やる気が出た」という反響から私自信もモチベーションをいただきました。活動をさらに充実すべく、来年を見据えていろいろ準備を開始したところです。サンクトガーレンのCMO就任もその一つです。前に進み続けることは自分に課せられた社会的責任だと思っています。

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