WebSig 1日学校で考えたこと

2010年12月02日 11:07

今回のWebSig 1日学校のテーマは、
未来のあなたとWebを変える1日

講演依頼を受けて即答した。
理由は二つ。

1. テーマに賛同したため

Webそのものの可能性と価値、そしてWebの構築や運営に関わる個人が評価されて報われるために何ができるのか、自分自身も15年間考えてきた。IAやCMS、アクセス解析についての執筆や講演を数多くこなしてきたが、振り返ってみるといつもこのテーマにこだわってきた。IAの考え方をどう応用すべきか?CMSの本質的な価値はどうすれば引き出せるのか?ところが、今回は直球だ。

新卒で入った大企業に5年間務めて考えたのは、

やってみないと分からない
であれば、やるしかない

だった。28歳だった当時は、定年まで30年近くあった。
地道に階段を登り続ければ、高いところまで登れるはずだ。
新卒で入社した大企業を辞めてベンチャーに飛び込んだ
この時から、「実践の積み重ね」は始まった。

できることはやらない。
できないことに挑戦する。
実践して体験したことだけを語る。
分野をローテすれば専門家とゼネラリストは両立できる。
頭を柔らかく保ち、常に進化し続けていたい。

社会人になって15年経ち、先がようやく少し見えてきた。
たまに振り返ると、先が見えてくる。
参考になるなら、この体験を共有したい。

2. 新しいことができそう、とワクワクした

WebSigも技評も、不思議と今まで接点が無かった。
ほとんどの参加者が自分を知らないかも?
いつものトピック(IAやCMSやアクセス解析)とも違う。
楽天の話でもない。
あまり高く期待されていない、アウェイな状況。

そこで、勝負に出た。

主催の和田さん、馮さんと事前打ち合わせをした後、
ストーリーを大幅に組み替えた。
ずっと守ってきたPowerPointのテンプレートを捨てて、
iPadのKeynoteを初めて使った。
過去スライドの流用もなし。
US風のゆるい資料にしておき、当日は反応を見ながら
黒板とトークで対話しよう。
内容は細かい方法論ではなく考え方にフォーカス。
出し惜しみなしのノウハウ全投入。
完成形ではないけれども、今はこう思っている。
ただし、抽象論で終わらならないよう、
具体と抽象を行き来して頭を揺さぶる。

そして当日。

誰も寝ていない。熱心にメモしている様子。
具体的なサンプルを表示すると、スクリーンに見入る。
写真を撮る。いつもよりみんな熱心だ。
どうやら本気らしい。

新しいことに挑戦するからこそ、発見がある。
伝聞の「らしい」が「だった」「です」に変わる。
教えるフリをして、実は自分が一番学んでいるというライフハック。
そして、プレゼンの中で伝えたかったことは、
全部自分へのメッセージでもある。

図解することで自分のキャリアパスが見えた。
もっとビジネス結果にコミットしたい。
そうして地道に実践と実績を積み重ねていけば、
もっと自分を高められる。
満足して立ち止まったらオシマイだ。

仕事でWebに関わると決めたなら、
上手に生きて、スキルと経験を深め、
高い価値を提供しよう。
今からでも遅くない。
できることはたくさんある。
やってみないと分からないなら、
やるしかない。

そのための考え方をいろいろ紹介した。
即効性は無いけれども、
心の隅に残って考えが広がっていくような
キッカケになったらうれしいと思う。

WebSig 1日学校:マネジメント国語
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