iPadを買う前に行った7つの準備

2010年04月29日 12:13

もうすぐiPadが届きます。使ってみれば分かるので、レビューや予測の記事を読むのはやめました。並んで買うこともしません。
そのかわり、買った後の準備をしておくことにしました。

モバイルルータを購入

iPhoneとiPadの両方を3G接続するのは月額が高すぎるので、節約方法を考えてみました。

最近は原稿を iPhoneのEvernoteEvernoteで書いているのでPCの出番が減り、一年前に買ったイーモバイルのUSB端末はほとんど使っていません。あと一年残っている契約をそのままでPocket WiFiに機種変更しようと思ったのですが、買い増し、解約&新規、SIMフリー端末の購入、のいずれも3万円弱かかるので、断念。イーモバイルは、従量プランが月額1,000円~4,980円と下限が高い、契約期間が2年間と長すぎる、端末が高い、という点もイマイチです。

図:WiMAX用のモバイルルータ:そこで、WiMAXのモバイルルータ「Aterm」を買いました。Pocket Wifiより少し大き目ですが手のひらサイズです。カバンに入れっぱなしでiPhoneやiPadと無線LAN接続できます。ブロードバンドのルータと同じで、同時に5台までインターネット接続できます。契約したのはDISの従量プラン(月額380円~4,980円)。端末は秋葉原のe-TRENDの店頭で1,000円(3ヶ月縛り)でした。iPad発売後だと高くなったり品薄になったりするかも、と思って買っておきました。15日間の無料お試しで接続状況は確認済みです。イーモバイルやSoftBankより少しつながりにくいですが、どこでつながるかが分かったので何とかなりそう。速度は正直なんでもOKです。外出先で動画を見るわけではないので。

このWiMAX経由での接続をメインにし、iPhone側のパケット代を下限に抑えることができれば、iPhoneのパケ代が毎月3,381円(4,410→1,029円)安くなります(ただしプランによる)。一方、WiMAXの使い放題プランは従量ではなく定額にすると月額4,480円で固定。 1,099円増えるだけでiPhoneとiPadとノートPCが無線LAN経由でネットにつながるようになる。

デメリットは、モバイルルータのバッテリが2~3時間しか持たないのと、初回接続に1分位かかるという点。バッテリはエネループや予備バッテリを買えば問題なさそう。初回接続のラグに関しては、使ってみてイマイチならiPhoneでの接続をメインに戻して、iPadは駅の無線LANで使えば、WiMAX側の負担は従量プランの下限である月額380円のみ。無線LAN代だと考えても安いもんです。

参考:iPhoneの3G vs. Wi-Fi+モバイルルータのランニング費比較

実は、 WiMAXを契約すると都営地下鉄の駅や空港で無線LANが使い放題になるのです。私の場合、外出中はEvernoteとメールを時々同期できればいいので、無線 LANで十分かも。

iPhoneの3Gのデータ通信のみを無効にするために、APN Disablerというプロファイルをインストールしました。5月にiPhoneのパケ代を下限に抑えてWiMAXフルにした場合の使い勝手を検証してみる予定です。

バーチャルWindows (VPS)のレンタル

PCの代替として、バーチャルなWindowsマシンをレンタルしました(月10ドル)。PCやiPhone、iPadからリモートデスクトップで接続できます。
FLASHサイトなどiPhone/iPadのMobile Safariでは閲覧できないサイトにアクセスしたり、Firefoxのタブを開きっぱなしにしたり、VPNやSSHトンネルでUSのグローバルIPアドレスを使えたり、何かと便利です。GRCというSEO効果測定のための検索順位チェックソフトも常時起動しています。家のPCは毎日起動するわけではないので。

USの格安VPSサービスでネックなのは、英語版Windows 2003 Serverを日本語対応にする必要がある、という点です。かなりハマりました。日本のサービスなら2,000円弱で日本語版Windows 2012 ServerのVPSをレンタルできます。格安サービス5つのまとめはこちらへ。

更にネット経由で自宅のプリンタと直接つながれば、ますます自宅PCの出番が減りそうです。今後はPCへの投資は凍結です。Windows 7へのアップグレードを見送り、アンチウイルスも無料のMicrosoft Security Essentialsにしました。

リモートデスクトップのアプリ購入

図:iPhone/iPad用のWindowsリモートデスクトップClient:上記のバーチャルなWindowsをiPhoneやiPadから操作するためのアプリです。11種類のアプリを検討した結果、コストパフォーマンスが高いiTap mobile RDPiTap RDP client (Remote Desktop for Windows)を購入しました。iPhoneだと画面が小さいですが、iPadなら本領発揮でしょう。
自宅のデスクトップPCにVNCで接続するという手もありますが、PCの電源を入れたり、数年ごとにWindowsを再インストールしたり、マシンを買い換えたりするのが面倒になりました。置き場所も必要、電気代も結構かかります。モノを持たずに Windowsだけ使いたいのです。時々ですが、いつでもどこでも。iPadをVPSの端末にすることで、自宅にある4台のPCを1~2台に集約します。

結局は、iPhoneもiPadもWindowsも必要なんですよね。問題は、どう集約し、使い分けるかです。

自宅データのクラウド化

メールはGmail、画像やOffice文書などのファイルはDropboxSugarSyncに移行しました。気になるWebページはFirefoxのRead It LaterとEvernoteに集約しています。その他、利用頻度が低いデータは自宅のRAIDつきNASに保管しています。RAIDといっても最近は数万円で買えます。

PCからは全てデータを移動し、ついでにPCをリカバリしました。全部消す、くらいの意気込みで取り組まないと、本気で整理できないためです。改めてインストールしたソフトはOffice 2007やAdobe CS4など、ヘビーなアプリのみ。Webブラウザやメールはあえてリモートデスクトップで使い、端末を変えても同じウィンドウの状態を再現できるようにしました。

アプリ「Good Reader」購入

図:iPhone/iPad用のファイル操作・ビューワーアプリ:Dropbox の純正アプリは、閲覧のみで編集やアップロードができません。Good ReaderGoodReader (large PDF viewer) - read big PDF files with reflowなら、DropboxやFTPへのアップロード・ダウンロード、Webからのダウンロード、PDFなどのファイル閲覧が可能です。iPadはiPhoneよりもいろいろなファイルをため込むかもしれないので、ファイラーとビューワーはあると便利かも。

USのiTunesギフトカードでUSのアカウント開設

実はUSのストアでしか買えないコンテンツやアプリが結構あります。単価もUSの方が安いです。アカウントが日米の両方あると、便利です。

ただし、国内発行のクレジットカードではUSのアカウントで決済できません。出張した時にドルのギフトカードをApple Storeで買ってチャージしてあります。USに行く人に頼むと良いかも。

Kindle for iPhoneで本を購入

図:iPhone/iPad用のKindleアプリ:Amazonの電子ブックリーダー「Kindle」のアプリEvernoteは、iPhoneだと画面が小さ過ぎて読みにくいですが、iPadなら実用的かも。買ったらスグ試したいので、アクセス解析の洋書「Web Analytics 2.0」を購入しておきました。Kindleは端末を変えても読んでいるページ数を覚えて同期してくれるのが便利です。

最後に

以上、Apple iPadを買う前に行った7つの準備についてご紹介しました。
日本では2010年5月28日に販売開始ですが、準備と活用方法に頭と時間を使った方が生産的だと思っています。

今回は一般論ではなく私の要件に特化して書いたので、必ずしも上記がベストな結論ではありません。モバイルルータの選択肢もその後増えました。いろいろ検討してみてください。冷静に盛り上がりつつ着々と準備を進めておくと後で得するかも?

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